いつから君に惚れ込んだのか


僕という人間が


女に惚れるだなんて





いつからか僕は教室に居ることが多くなった

かと言って別に真面目に授業を受ける訳でもない

クラスメイトが群れる所を見ると咬み殺したい衝動にかられる

それでも僕がクラスに居る理由は


「ねぇ、さん。笑ってよ。」


「えっ?私?笑うのは苦手なんだけどな。」


そうやって笑う君の笑顔ははにかんだような困った笑顔

違う

そんな笑顔じゃない

僕が見たいのは


先パーイ!!迎えに来ましたよっ!!!」


「獄寺君に山本君!!皆は?」


「先に行きましたよ。」


やっぱり奴等には簡単に見せるんだ

胸がムカムカしてきて

見ているだけで咬み殺したくなって

君ぐらいだよ

僕を嫉妬させるのは


「悪いけどさんには先約があるから。」


「雲雀君!?」


「ああっ!!お前っ・・・・・・!?」


「行こ。さん。」


「えぇっ!?雲雀君!?」


「お前!!先パイ、嫌がってんだろっ!!!」


「まぁ。しょうがないじゃん、獄寺。じゃぁな。先輩。」


僕の焔を灼爛させた君が


「雲雀君・・・・・・?どこに行くの?」


「黙ってついてきてよ。」


君が全て悪いんだよ

僕が個人教育してあげる





嘘の微笑みではなく

本当の



微笑を

僕だけの為に向けられるよう


愛しい君だけの為に







短くてごめんなさい・・・!!(土下座)
こんな素敵な企画に参加させて頂きありがとうございました!!
ヒバさん大好きだ!!
風月 鈴姫
2006114