ドリー夢小説


「昨日は21時頃に部屋に帰ってきて、0時頃に布団に入ったんでしょ」


「・・・・え、あ・・うんそうだよ。何で分かるの?」


「当たり前じゃん。俺王子だもん」


「聞けば毎日それだね」


「だって俺王子・・・」


「・・・・・・」




最近ベルは毎日私が昨日何々をしただの

昨日は何時に寝ただのを報告しにくる。

それも全て正しい。

何故分かるかを聞けばお得意の「だってオレ王子だもん」だ。

そして今日も昨日18時にテレビゲームをしていた、等のことを言われた。

確かに昨日その時間にベルの言った通りのことをしていた。

でも何故だかベルが知っているのは部屋の中だけで部屋以外は分からない様だ。




「ねぇ、ベル?部屋に隠しカメラでもあるの?」


「!!?・・・・そ、そんなもんやるわけないじゃん。王子が」


「(今同様しなかったか?)じゃあ何で部屋以外分かんないの?」


「俺が部屋以外には興味ないから」


「ふーん、怪しいんだが」


「怪しいのは何時もでしょ」


「「!!!」」




声がした方を見ればいつの間にかマーモンが居た。

そのマーモンの手には何かがあった。




。君の部屋にこんなのがあったよ」


「・・・・・これってカメラじゃん・・。あ!ちょお前、ベル逃げんな!!」


「逃げちゃったね」


「逃げ足早過ぎでしょ」




ベルが色々知っていたのはやはりカメラだった様だ。

マーモンが何故私の部屋にいったかわ謎だが。

それよりなにより何故私がベルにこんなことをされたかが一番謎である。
















大好きな君の全てが知りたくて













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「Celebrazione.」に提出しました。
ありがとうございました!

20070203 侑子